あなたは 人目の迷い子です

2005年05月16日

Monumental,and sound

askenaji_pianoconcerto24.jpg
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調
指揮: ベルナルト ハイティンク
演奏: ウラジミール アシュケナージ




試験勉強真っ最中、シルビアさんは疲れて休憩中です。
煙草を吸っても吸い足りない!グオオー!(吠)

誰かメンソールを注射してくれ!

メモ等紙にペンで書いてたら、手首が痛むのでこれはちょっと休憩が必要かと思って音楽レヴーでもアップしようかと。もうローマ人の芸術センスがわからんとです。なんで狭い部屋の空間を使って態々もっと狭く見せる必要あるのよ、わかんないよもう!とローマ人に対してキレそうになってます(笑)。

しかも長時間ペンで書いているので手首が痛むだけではなくて、掌が紙に摩れて皮膚がめくれてます(死)。いいハンドクリーム塗ってるんですけどね、こういう時は効き目全く無しです。

最近気が付いたんですけど、わたしの大事にしているラフマニノフのピアコン(アシュケナージ版)が紛失しているみたいです。グオオー!(吠)あれは心のオアシスなんだよ、聴かないと気が落ち付かないんだよ!なんでないのー!ヒー!(涙)

アシュケナージのおっちゃんは、ピアノ弾きで有名ですが、この人ピアノ弾きながら指揮のするんですよ。彼のピアノは全てお奨めできるものではないのですが、ラフマニノフいうたらこの人でしょう、と未だに思います。特にピアコン2番はアシュケナージ版が1番綺麗と言いますか、ラフマニノフの流れるようなメロディーとピアノの鍵盤を広く利用して表現するラフマニノフの情熱的な音楽はただ激しく演奏しては物足りないので、アシュケナージの解釈は王道と言うよりか、斬新な解釈してるのでただ普通で言う「綺麗」ではないんです。これがわたしにとっては個人的に「綺麗」なんですけども(笑)、何しろラフマニノフの途方もなく恐ろしい譜面をこれだけサラっと弾くのはアシュケナージのおっちゃんしかいないだろうと思うのです。これが「綺麗」に値すると言いますか。何しろ、音符1つ1つが確かに聴こえる、そんな演奏です(ラフマニノフの音楽は沢山の音符を使ってい、しかも速いので、誤魔化すと言いますか、丁寧に弾く人は多くはないです)

ラフマニノフの譜面って見るだけでも「うっ、こんなん、弾ける訳ないやろ、バッハより容赦ないな!」と思いますし、ピアコンはオーケストラとのバランスも考えないといけないので非常に大変なんです。ま、ピアコン殆んどがそういう意味では大変なんですけども、ラフマニノフのは尋常でないです。どの楽器も大変やな!、と。休みないやん、こんなん息が切れて死ぬわい!とフルート吹きのシルビアさんは何時も心の中でボヤいています。

第2番はラフマニノフのファンの方々から愛されているナンバーでありますが、わたしは2番の第2章が好きでして、よく聴きました。ピアコン第3番より、ロマンチックなので聴き易いと言うたら聴き易いいんでしょうねえ。このアシュケナージ版はアシュケナージのおっちゃんは勿論の事、ハイティンクさんの指揮もいいんですよ。初めはちょっとスローテンポかなと思えばどんどん速くなりますが、丁寧な演奏を邪魔する事なくいい味出してます。打楽器の演奏も大変なラフマニノフのピアコンですが、煩さくなく、滑らかでどちらかと言うと優しい、丸ーい音を出しています。弦楽器もシャープと言うよりか、やはり優しい感じで、「キーン」というような弦楽器特有の音には物凄い気を遣っているんではないでしょうか。滑らかです。だからわたしはアシュケナージ版のラフマニノフが好きなんだなと思います。わたしはオーケストラに居た事もあったので、弦楽器のあの「キーン」という音によく神経がキーンとなったものです(笑)。もっと力加減を調節してくれないか、耳が痛いわよ、と。バイオリンは高音を出そうと思えばそういう風に自然と出てしまうで仕方ないと言われるとそれは仕方ないんですが、良いシュトラウス(リヒャルドの方ですよ、ルンルンな鳥の声を音楽に入れるヨハン シュトラウスではないです)の演奏を聴くと、弦楽器も綺麗に高音を出せるというを知っ
ているので、ピアコンの大事な弦楽器のパートを明らかに疎かにしている演奏を聴くとこっちが

「ヒエー!おやめなさいよー!」

となるんです。それを考えるとハイティンクさんの解釈は非常に繊細で、とっても丁寧です。このCDにはピアコンの第4番も収録されているのですが、これがまたいいんです。第4番はあまりいいのを聴いた事がなかったので、これは凄いかと。流れるようなロマンチックな第2番に比べると、音符がまた違う意味で空想的と言いますか、抽象的です。ピアノがより際立って聴こえますので、1度聴くべし!です。
posted by シルビア at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | MUSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボヘミヤ〜ンな音楽は、グールドを聴くようになってからてんっで苦手になってしまいましたが、そうか、ラフマニノフをハイティングが振ってるのか、と感心しました。
なぜ俺様がリスト以降の作曲家はどうでもよくなったかというと、殆どがグールドのおっさんのせいなんだが、キミも書いているように、「楽譜がものすごすぎて誤魔化すことができる」からなんだな。要するにショパンにしても、そしてベートーヴェンのソナタにも言えることだけども、解釈や音の粒や、表現方法をウヤムヤにする輩が多すぎるのです。ピアニストは下手になればなるほどガシャガシャ弾いておしまいというのが多いし、なんでそうせざるを得ないか、理由も一応知ってるんで、結局アシュケナージやホロヴィッツやリパッティに頼ることになってしまうんです。
特に「ロマン派」と言われる作曲家の曲は『感情的に弾けばいい』とか勘違いもエエ加減にせんかいというのがいてて、もう辟易しました。
パッションとは何か、それこそグールドに学んで頂きたい。

アシュケナージの爺ちゃん、今年からNHK交響楽団の常任指揮者なので、今の大河『義経』のOPも振っててなかなかエエですよ。ベートーヴェンのピアノソナタは別として、この人はロマン派をちゃんと振れるタイプやないかな、と思います。
ハイティンクは、もし昔の映像があったら是非見て下さい。ものごっつ判りやすい指揮棒の振り方をします。バーンスタインがきっと天国で泣きます。
ものすごくキッチリとした棒振りする指揮者やなと思いました。ウチにはあんまないけど、俺様はテレビとかで出てたら好きでよく見てました。

それにしてもローマ人の美意識は素晴しいですよな。まるで前座バンドに嫌がらせでアンプ置く場所なくしてやったどっかの関西のバンドみたいですな。俺様はもうSierra がさっさとCeasar III の続編かXP版を出してくれんか何年も待っとるんだがのう?もうああいうのは出んのかのう?

P.S. キミね、バナー貼り過ぎだよ!
ていうか小松しゅうじ持って行きおったー!しかもユフネ部のまで持って行きおったー!と鼻水が出そうになりました。
ブログに関してですが、確かSesaa だとMTと交換性のあるデータ出力できたと思いますよ?MT使ってみる気があれば検討してみなはれ。
ちなみに、生扉もMTっぽい作りです。
Posted by Benjamin Montmorency III at 2005年05月19日 09:07
そうなのだよ、ハイチンクが指揮してるのだよ。わたしはこれを聴いて育ったのだよ、って、ハイチンク指揮の音楽沢山聴いてます。彼の指揮は、凄く丁寧で安心して聴けますよねえ。それにしても、ベンさんが言う通り、ボヘミアンの音楽は
「情熱的」に弾いたら良いと思うのは間違いですわ、ええ。シルビアさんはラフマニノフのピアコンを観に行ったので観てても判るように、体力との格闘なんです、彼のピアコンは特に。だから力加減だけではなく、長く続く壮大な譜面との
格闘には持続力も必要ですし、ラフマニノフの繊細なメロディーは情熱的に弾き過ぎるとラフマニノフの音楽でしゃなくなる恐れがあります(笑)。ベンさんもボヘミアンはダメ言わんと、1度じっくり聴いてみてくださいな。
Posted by シルビア at 2005年05月29日 05:23
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